「維持を…」鈴木誠也、カブス残留か!? ベリンジャー移籍でトレード説は消滅へ「引き留めたいという考えに…」
シカゴ・カブスの鈴木誠也外野手は今オフ、トレードでフィラデルフィア・フィリーズへ移籍する可能性が浮上していた。しかし、コディ・ベリンジャー外野手のニューヨーク・ヤンキース行きが決定したことにより、一転して鈴木のカブス残留が濃厚となっている。米メディア『ザット・ボールズ・アウッタ・ヒア』が報じた。 【写真】日本人メジャーリーガーの歴代最高年俸ランキング 鈴木は2024シーズンに打率.283、21本塁打、73打点、OPS.848(出塁率.366 + 長打率.482)の成績を残している。右翼手で試合に出場することが多かったが、ベリンジャーが戦列に復帰して以降は指名打者(DH)を務めることもあった。来季は右翼手に戻るのか、それともDHを継続するのか不透明な中で、鈴木にトレード説が浮上。 しかし、ベリンジャーがトレードでヤンキースへ移籍することになり状況は一変している。同メディアは「ベリンジャーとの驚くほど高額な契約がカブスにとって問題ではなくなった今、球団は給与を削減する必要がほとんどなくなった。カブスはフリーエージェント(FA)市場で引き続き支出するか、カイル・タッカーに輝かしい新契約を与えるかのどちらかを検討している。これは、鈴木の高額契約がそのまま維持される可能性が高いことを意味する」とし、「ベリンジャーが去ったため、カブスは鈴木を引き留めておきたいと考えるだろう」と報じている。
ベースボールチャンネル編集部