「食でストレス発散」してしまう…食欲が止まらないときにやるべき3つのこと
「気づくこと」で、意識のスイッチが切り替わる
なぜ、気づくことが大切かというと、「意識のスイッチが切り替わる」からです。 「あまりに忙しすぎたから、今の仕事が一段落したら休みを取ろうとか、もう少し本音で話してみようなど、過食の裏側にある本質的なストレスに対応する、最初の一歩になります。少なくとも“無意識に何かを口にする”状態から、抜け出すきっかけになるんですね」 とはいえ、ストレスの原因をすぐに根本的に解消するのは、なかなか難しいのも事実。そんなときは「食事以外のストレス発散法を見つける」など、他の選択肢にも目を向けて。 「すぐに環境を変えられなくても大丈夫。まずは気づくことが大切なんです。今回は“どうしても食べたくなった時”にできる対処法をいくつかご紹介しておきますね」
ダイエット中にどうしても食べたくなってしまったら?
生活の中で簡単に取り入れられる、食べたくなったときの対処法がこちら。 1. 食べたものを記録してみる レコーディングダイエットとして知られる、食べたものを全て記録するだけのシンプルな方法です。 「メモが面倒な場合は、スマホで写真に撮っても構いません。“意外に脂っこいものを食べているな”など、無意識に続けていた食習慣に気づけます。忙しいと甘いものが増えるなど、ライフスタイルと食の関係も“見える化”できるはず」 【気づくこと】 ・普段の食習慣を「見える化」できる ・ライフスタイルや体重の変化と、食の関係が分かる 【メリット】 ・何気なく続けていた食生活を見直すきっかけになる ・記録自体が面倒になって、余分なものを口にしなくなる面も
2. 何かを口にする時は、とにかく「よく噛む」 無意識に何かを口に入れているような場合、食事以外のことに気を取られて、十分咀嚼していない可能性が高いそう。その結果早食いにつながって、消化にも負担をかけてしまいます。 「意識してよく噛むことで、早食いを防ぐことができます。また咀嚼によって満腹中枢が刺激されるので、お腹いっぱい食べてしまうのを予防できます」 【気づくこと】 ・よく噛まずに早食いしがちなこと ・無意識にお腹いっぱいまで食べてしまうこと 【メリット】 ・血糖値の上昇がゆるやかになる ・満腹中枢が刺激されて、過食を防げる ・消化のサポートになる