結婚、右WB…堂安律が26歳に「リツがやってのけた!」ドイツ恩師も驚く“レバークーゼンだけじゃない”学び「内田さんと長友さんの場合は」
日本代表MF堂安律が6月16日、26歳の誕生日を迎えた。6月シリーズではミャンマー戦とシリア戦でゴールを奪い、2日にはSNSで自身の結婚を発表。さらには23-24シーズンのブンデスリーガでもドイツでのキャリアハイとなるシーズン7得点をマークした。ウイングバックという新境地も自らのものにしつつあるアタッカーの現在地を今一度、振り返ろう。 【幸せ写真】「堂安と奥様が美しい笑顔…」結婚発表がめでたい!ヤンチャそうな16歳時からW杯ゴール後「街中でボール蹴り」の24歳時も…小学生の三笘が憲剛と手つなぎなど日本代表レア写真も全部見る 森保一監督は4月のELレバークーゼンvsウェストハムをバイ・アレーナで視察して、改めてレバークーゼンの戦いに感銘を受けたという。攻撃的3バックの採用をオプションにしようと考えていたタイミングだったから、ビビッドに感じることがあったのだろう。 今回のW杯アジア2次予選ラスト2試合での3バック導入は、選手の戦術的な飢え、消化試合となりそうなところでのメンタル的な飢えを満たすため、そして何より、チームのレギュラー争いと選手層の厚みをうながすという効果があった。
右WB堂安が決めたパーフェクトなゴール
そんな活動における最大の勝者は、堂安律だ。 ミャンマー戦ではセンターフォワードの後ろに構えるシャドーの位置で、シリア戦でも右のワイドに広がるウイングバックの位置で、しっかりとゴールを決めた。 とりわけ、シリア戦で堂安が決めたゴールはパーフェクトだった。GK大迫敬介のゴールキックから始まり、町田浩樹、遠藤航、田中碧、中村敬斗、久保建英、堂安によるパス交換で、見事にハイプレスを突破してから決めた。あれは高い位置からプレスに来ていたシリアの心を完全に折るものだった。 ただ、結果もさることながら――堂安が本当に評価されるべきは、その貪欲さである。 堂安は、レバークーゼンのウイングバックの動きを、日本代表でもっともつぶさに観察した選手かもしれない。レバークーゼンでは左ウイングバックのグリマルドが今季ブンデスで10ゴール13アシスト(リーグアシスト王)。右ウイングバックのフリンポンが9ゴール7アシストを記録した。シャビ・アロンソ監督のサッカーの生命線は、攻撃力に秀でた選手をウイングバックに配し、ゴールを取らせる形だ。
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