結婚、右WB…堂安律が26歳に「リツがやってのけた!」ドイツ恩師も驚く“レバークーゼンだけじゃない”学び「内田さんと長友さんの場合は」
結婚、ウイングバック、26歳…すべてを飛躍の契機に
そうやって日本代表の過去を大切にする堂安は、 “あるジンクス”を知りながら、五輪代表でも背番号10を嬉々として背負った選手だ。 「五輪代表で10番を背負った者は、直後のW杯でメンバー入りすらできない」 2016年リオ五輪までそんなジンクスがあったが、それすらプレッシャーに変えた。そして、2021年の東京五輪で10番を背負い、翌年のカタールW杯ではメンバー入りしてドイツ戦とスペイン戦で計2ゴールをたたき込んだ。 現代表の中でも、日本代表の歴史をリスペクトして、その財産を自らの力に変えようとする想いが強い選手が堂安なのかもしれない――。 6月16日、堂安は26歳の誕生日を迎えた。 「思ったよりも(お祝いのメッセージは)少なかったですね。悲しい誕生日でした(笑)」 昨年の誕生日にそう話していた堂安は、今年に入り人生の伴侶を得た。もう一人ではない。 1月に入籍し、5月にプロポーズをしたということで、順番が逆だと話題になったが、これはドイツで一緒に暮らすことを最優先に考えたからではないだろうか。一介の女性がドイツで暮らそうとしてもビザは簡単に降りないが、社会的な責任のあるプロサッカー選手の家族であればビザ取得に支障はない。 きっと堂安は、彼女が日常を実りあるものにしてくれる素敵な女性だとわかっていたのだろう。実際に、入籍後の堂安はリーグ戦14試合で6ゴール、3アシストと、ハイペースでゴールに絡んでいった。 ピッチの上では10番としての責任を背負い、ピッチの外でも新たな責任を背負うことになった。背負い込んだものを力に変えようとする堂安のことだ。これを機に、さらなる飛躍を遂げたとしても不思議ではない。
(「核心にシュートを!」ミムラユウスケ = 文)
【関連記事】
- 【幸せ写真】「美しい笑顔…」結婚発表した堂安夫妻がまぶしい!ヤンチャそうな16歳時からW杯ゴール後「街中でボール蹴り」の24歳時も…小学生の三笘が憲剛と手つなぎなど日本代表レア写真も全部見る
- 【こちらも→】「勘違いしちゃいけない」久保と堂安は“試合後コメント”でもシンクロしていた…TV中継には映らなかったシリア戦のウラ側
- 《バイエルン加入》ネット酷評→本田圭佑フォロー騒動から1年、“伊藤洋輝ロール”がドイツで旬なワケ「前半は守田(英正)くん。後半は逆に…」
- 【サッカー日本代表から消えた天才】中田英寿が「ゾノを呼んで下さい、岡田さん」トガっていた前園真聖への信頼
- 「世間ではもう“終わった選手”だと…」サッカー日本代表・小川航基26歳が“消えた天才”にならなかった理由「でも腐ったことは一度もない」