栄養士が警告!「ヘルシー」と言われ過ぎている食べ物10
※この記事は、海外のサイト『delish』で掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。 オメガ3脂肪酸が豊富なサーモン、食物繊維たっぷりのブロッコリなど、一部のヘルシーフードの栄養価に議論の余地はない。いっぽうで、TikTokで話題のキャンディサラダ(好みのキャンディを混ぜてボウルに入れたもの)はヘルシーとは言えないし、おそらくほとんどの人がそれを分かっている。 とはいえ、両極端なこれらの間に、パッケージに書かれたコピーにより健康的なイメージがついたグレーな食品たちがある。これらの食品の実際の栄養価について、登録栄養士らによると過大評価されていることが多いという。 では、栄養価の高い食品を探す際の原則はあるの? 「健康的な食べ物にはたんぱく質か食物繊維が含まれていますが、両方含まれているのが理想です」と、TikTokで栄養トピックを発信する人気クリエイターのイラーナ・ムルスタインさんは話す。 商品の箱に「自然」や「本物」などの言葉が書かれている場合、そのほとんどが危険信号だと警告するムルスタインさん。箱をひっくり返して栄養表示ラベルの小さな文字をチェックすると、おそらく高度に加工されたコーンシロップや人工着色料などの成分が含まれているはず。今回は、その健康効果について、栄養士が過大評価されていると感じる13の食品を見ていこう。
プロテインバー
プロテインバーのなかには、美化されたキャンディーバーのような商品がある。含まれるたんぱく質のグラム数が砂糖のグラム数よりも多いプロテインバーを選ぶようにしましょう、とムルスタインさんは勧めている。
アガベシロップ
アガベシロップは砂糖よりもグリセミック指数が低いため、多くの人がヘルシーと思い込んでいます、と話すのはミズーリ州セントルイスのジムのオーナーで登録栄養士のキム・ヤウィッツさん。「問題は、アガベはそのほとんどがフルクトース(果糖)であり、過剰に摂取すると肝臓で中性脂肪と悪玉(LDL)コレステロールに変換されてしまうことです」と彼女は話す。「砂糖同様、控えめに使用するかまったく使用しないのがベストです」