すぐできる「幸運を呼び込む」5つの習慣
メソッド③ 自分は「運が良い」と思い込む
「あなたは運がいいですか?」と聞かれたとき、「はい! 私は運が良いです!」と明確に答えられますか? 今の状況がどうであれ、まずは、自分は運が良いと思い込んでください。運の良し悪しは目に見えるものでも、数値化できるものでもありませんので、どう考えるかは自分次第です。 パナソニック(旧:松下電気器具製作所)を創業し、世界的な大企業へと成長させた"経営の神様!松下幸之助さんが、採用面接で「あなたは運が良いですか?」と質問していたという話は有名ですね。そしてハッキリと「運が良い」と答えられた人しか採用しなかったといいます。 自分は運が良い、強運を持っていると確信していれば、どんなことも受け入れて立ち向かう勇気と力が生まれてきます。人から見ると決して運が良いとは思えない状態であっても、運が良いと思っていれば「これはきっと幸運のチャンスだろう」と、自分の糧にすることができます。 私は、肩書きも業種も年齢も性別も様々な、たくさんのビジネスパーソンにお会いしてきましたが「私は運が悪いんです」と言っている人で、成功している人を見たことはありません。なぜなら、運が悪いと思っている人は、無意識のうちに「運が悪い」人生を選択しているからです。 「自分は運が良い」。今日からそう信じてください。まだ自分を信じ切れない気持ちがあるのであれば、まずは1日1回、「自分は運が良い」と口に出して言ってみてください。言葉には言霊が宿ります。はじめはただ言っているだけだった言葉も、いつしか自分の中にすっかりと浸透していきます。
メソッド④ 口角を上げる
いつも明るい笑顔を絶やさない人は、自然に人も集まり、運も招き寄せる。 その反対に、いつもしけた顔をしている人は、運を逃してばかり。 そう語ったのは、私が観相学を教わった故・藤木相元先生です。観相学とは、目・鼻・口・耳・眉毛・唇・顎などのお顔のパーツからその人の運勢を読み解きます。手相があるように、お顔にも相があるのです。 観相学は統計学を基にした科学的アプローチで、脳と顔の因果関係を解明した学問です。脳が顔をつくり、顔が運をつくり、その運が人生を決めていく。これが私が学んだ観相学の基本となる考え方です。 いい顔のベースにあるのは、やはり「笑顔」です。笑顔は、たとえ言葉が通じなくても人を幸せにする力があります。いくつになっても可愛いと言われる人は、笑顔が素敵です。大人も子どもも関係なく、みんな笑顔が大好きです。 いつもニコニコして、誠実そうないい顔をしている人。ブスッとして不機嫌そうな顔をしている人。あなたならどちらと仲良くなりたいですか? もちろん笑顔の人ですよね。 笑顔が素敵な人は、愛嬌があり、人から好かれます。「好きな人のためになにかしたい」というのは自然な感情ですので、自然と良い運が集まってきます。口角上がれば運気が上がる、口角下がれば運気が下がる、と覚えておきましょう。