グエイに続きアンデルセンにも移籍の可能性浮上 両者売却で手に入る移籍金は1億500万ポンド?
オリーセに続く流出は避けたいところ
2024年2月に元フランクフルトのオリヴァー・グラスナーが指揮官に就任したクリスタル・パレス。昨季の終盤戦には無類の強さを見せ、7戦無敗でシーズンを終えた。 日本代表の鎌田大地が加わり、さらに楽しみなチームとなりそうなパレスだが、今夏の移籍市場ではエースであるマイケル・オリーセがバイエルンへ移籍。主力を引き抜かれてしまった。さらにセンターバックの主力であるマーク・グエイもニューカッスルに狙われており、パレスは6500万ポンドの移籍金を要求しているという。 英『The Athletic』によると、グエイと並んで高い評価を得ているヨアキム・アンデルセンにも他クラブから熱視線が寄せられているようだ。それがマルコ・シウバ監督率いるフラムである。フラムはアストン・ヴィラのジエゴ・カルロスに関心を示すなど、トシン・アダラビオヨが抜けた穴を補強すべく動いている。 すでにフラムはパレスにオファーを提示しており、その額は2000万ポンド。パレスは倍の4000万ポンドを要求していると報じられている。両者を希望額で売却できれば、パレスは1億500万ポンド、日本円にして約196億円を手にすることになる。 グラスナーのパレスは[3-4-3]を採用しており、グエイとアンデルセンはどちらも1番手のセンターバックだ。もし彼らが抜けて残るのは、昨季3バックの中央を任されていたクリス・リチャーズと新加入のシャディ・リアド、アーセナルからやってきたロブ・ホールディングの3人で、確実に補強は必要になるだろう。 すでに後任の名前は出ており、ヴォルフスブルクのマクサンス・ラクロワの名前が浮上していると、英『TheGuardian』は報じている。フランス出身の24歳で、190cmとサイズのあるセンターバックだ。クラブとの契約は来年までとなっており、フリーで放出したくないヴォルフスブルクにとってパレスはいい交渉相手になるかもしれない。
構成/ザ・ワールド編集部