紀藤正樹弁護士、『紀州のドン・ファン』事件の無罪判決に「驚きました」との投稿にSNSではさまざまな意見飛び交う
弁護士の紀藤正樹氏が12日、自身のX(旧ツイッター)を更新。2018年に「紀州のドン・ファン」と呼ばれた和歌山県田辺市の資産家・野崎幸助さん=当時77歳=に覚醒剤を摂取させ殺害したとして、殺人罪などに問われた元妻・須藤早貴被告(28)の裁判員裁判で和歌山地裁が、無罪判決を言い渡したことに「驚きました」と投稿した。 裁判長は「野崎さんが初めて覚醒剤を使用し、誤って致死量を摂取した可能性がないとは言い切れない」として無罪を言い渡した中、紀藤弁護士は「無罪ですね。驚きました。覚せい剤入手方法と実際の使用の過程をどのように認定したのか、判決が早く読みたいです。内容次第では控訴必至です」とつづった。 和歌山県警は21年4月、野崎さんが死亡する3カ月前に50歳以上の年の差で結婚した元妻、須藤早貴被告が多量の覚醒剤を摂取させたとして殺人などの容疑で逮捕。須藤早貴被告は黙秘を貫き、関与を裏付ける直接的な証拠がない中、今年9月から始まった裁判では検察、弁護側双方が全面的に争った。 Xでは「ありえへん」「ぜひ解説お願いします」「紀藤弁護士でも驚きだったのですね 素人の自分からしたら、証拠不十分でこうなるかと思ってました」などさまざまな意見が飛び交った。
中日スポーツ