身近な材料で簡単にできる!元化学教師が教える、遊びながら「理系に強くなる」おうち実験2選
実験をしてみよう!
(1)ボウルに片栗粉を入れ、食紅を加える。 (2)水を少しずつ加えながら、混ぜる。 (3)ようすを見て、混ぜながら少しずつ水を加えていく。 (4)にぎると少しかたまるくらいになったら水を加えるのをやめる。ぎゅっとにぎったりはなしたりしてみると……。 <色を変えたり、いろんな遊び方に挑戦> 食紅を何色か混ぜてカラフルなスライムをつくってみましょう。 また、スライムが入っているボウルにフィギュアやミニカーを入れて、ごっこあそびをしても楽しいです。直接さわるのが苦手な子はスプーンですくったり、ポリ袋の上からさわってもOK!
飛びすぎ注意!「ぶっ飛び発射台」
<用意するもの> ・はさみ ・ホッチキス ・輪ゴム ・折り紙……3枚 ・色画用紙 ……2枚 ・牛乳パック……1個 ・セロハンテープ <この実験の注意点> ・汚れてもいい服で実験してください。 ・まわりが汚れないように、 新聞紙やビニールシートを敷きましょう。 ・液体が目や口の中に入らないように注意してください。 ・はさみで手を切らないように注意してください。
実験をしてみよう!
(1)牛乳パックを開き、底と上部分をはさみで切る。 (2)写真のように長方形の部分だけにする。お好みで牛乳パックにテープなどで色画用紙を貼る。(今回は半分ずつ色ちがいを使用) (3)真ん中の折り目の上部分に、ホッチキスで輪ゴムを固定する。 (4)牛乳パックの両サイドを半分に谷折りする。 (5)これで、発射台の完成! (6)折り紙で紙飛行機をつくる。(手裏剣もおすすめ!) (7)発射台の輪ゴムをひっぱって反対側の端にかけ、溝になった部分に紙飛行機をセット。発射台を左右に開くと……。 <遠くまで飛ばすには?> 遠くまで飛ばすには、いくつかコツがあります。まず、発射台に使うゴムを強いゴムにすることで、より力強く発射することができます。そして、飛距離を最大限に引きだすために重要なのは、発射するときの角度。 計算上では、ななめ45度の角度が、飛行機をもっとも遠くまで飛ばすことができる理想的な角度です。なぜなら、この角度では水平方向への力が最大化されるからです。 この場合、飛行機が飛ぶときの高さはあまり出ませんが、より遠くへ飛ばすことができます。
【著者PROFILE】いわママ
2歳男の子のママ。大学院卒業後、公立高校の化学の教員として勤務。 夫の県外転勤に帯同し、退職。 2022年6月からインスタグラムでおうち実験を中心とした理系知育について発信中。 2023年3月~都内で幼児向けの実験教室を開催。 現在はフリーランスとして、Webスクールの講師など務めている。 資格 中学校・高校教員免許(理科) JAKC認定キッズコーチングアドバイザー Instagram:@iwamama_ikuji
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