【新日本】ザック・セイバーJr.が海野翔太撃破、5日はリコシェと4度目防衛戦「10回が目標」
<新日本プロレス:WRESTLE KINGDOM19大会>◇4日◇東京ドーム メインイベントでIWGP世界ヘビー級王座戦が行われ、王者ザック・セイバーJr.(37)が43分44秒、セイバードライバーで挑戦者・海野翔太(27)を仕留めて3度目の防衛を果たした。ザックは試合後のマイクで日本語と英語を交えながら「ショウタ、まだまだエースではないけど、ここまでおいで。I'll be waiting for you.(お前を待ってるよ)」と上から目線で語りかけた。 【写真】3度目の防衛を果たしたザック・セイバーJr. ザックは「世界最高のテクニカルレスラー」の異名通り、腕ひしぎ逆十字固め、クラーキーキャット(変型羽折固め)とグラウンドで海野を攻めたて、もともと痛めていた海野の足を自分の足で挟んでツイストする、見るだけで痛いような技も繰り出した。最後はザックの攻撃の蓄積によって痛んだ海野が転倒。そこからザックがゴッチ式パイルドライバーから変形ザックドライバーへとつなげて勝利した。 この日の勝利で、ザックは5日の東京ドーム大会でリコシェ(AEW)と2日連続での王座防衛戦に臨む。G1制覇、IWGP世界ヘビー戴冠、1・4メインイベントでの勝利…と次々に目標を達成してきたザックにとって次に狙っているのがその回数だ。「次は防衛記録を破りたい。確か最多防衛は4回だよね。最終的に10回防衛が目標だ。そして来年の1・4も王者として迎えたい」と意気込んだ。