竹田麗央と山下美夢有。毎試合現場にいるプロが彼女たちの相似点、相違点を語った【勝者のスウィング・番外編】
アプローチ、パットのショートゲームのレベルの高さはバーディの多さとボギーの少なさに現れていますが、竹田選手はオデッセイ「Ai-ONE#7S」を使い続けているのに対して、山下選手はグリーンによってパターを使い分けています。今大会ではピン「PLD オスロ3」を投入していました。グリーンのスピードや転がりの違いに対して1本のパターで対応するタイプの選手とパターを替えることで対応するタイプの選手が存在しますが、竹田選手は前者で山下選手は後者という違いがあります。 年間女王争いは終盤に向けてこの二人を中心に進むと予想されますが、山下選手の3年連続の女王になるか、竹田選手の初優勝から一気に年間女王まで上り詰めるか、引き続き注目していきましょう。
プロゴルファー・中村修