「大谷翔平の負傷はヤンキースの助けにならない」NYメディアが自力での勝利を熱望「相手選手の状態が流れを変える要因になるとは考えにくい」
現地10月26日のワールドシリーズ(7戦4勝制)第2戦で、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が左肩を負傷。関節が部分的に外れる亜脱臼で、移動日を一日挟んで行なわれる現地28日の第3戦への出場は不透明な状況だ。 【動画】山本由伸が好投したワールドシリーズ第2戦のハイライト そんななか、ニューヨーク・ヤンキースの話題を専門的に扱うメディア『Yanks Go Yard』は、「ショウヘイ・オオタニの負傷はヤンキースの助けにならない」と伝えた。 「オオタニが残りの試合で100パーセントの力を出せないのなら、ヤンキースは有利になる――。いや、はたしてそうだろうか。ドジャースが戦力を落としたところで、ヤンキースが良くなるとは限らない。アーロン・ジャッジがすべての変化球を空振りし続けるいま、フアン・ソトとジャンカルロ・スタントンしか期待できない」 ヤンキースはワールドシリーズで大谷を計8打数1安打、1四球に抑えている。しかし、第1戦の10回裏には1死一、二塁から左邪飛に打ち取ったが、捕球したアレックス・バーデューゴが身体ごとスタンドイン。ボールデッドで走者がそれぞれ進塁して2死二、三塁となったため、続く2番ムーキー・ベッツを申告敬遠。そして3番フレディ・フリーマンの逆転サヨナラ満塁本塁打が生まれた。 「ヤンキース投手陣がオオタニを無力化しても、勝つことができなかった。第1戦の10回裏にはオオタニを左邪飛に打ち取ったものの、どういうわけか、フリーマンのサヨナラ満塁本塁打につながった。第2戦ではオオタニを3打数無安打に抑えたが、先発のカルロス・ロドンがトミー・エドマン、テオスカー・ヘルナンデス、フリーマンに本塁打を浴びた。確かにオオタニの存在は大きいが、しかしドジャース打線には上から下までスター選手がいる」 0勝2敗と苦境に立たされているヤンキースは、本拠地ヤンキー・スタジアムでの第3~5戦で奮起する必要がある。「勝利を贈られるのではなく、ドジャースを打ち負かして自力で勝利を手にしなければいけない。相手選手の状態が流れを変える要因になるとは考えにくい」。同メディアは、あくまで大谷の怪我に関係なく、ヤンキースは自らの実力を示さなければいけないと主張した。 構成●THE DIGEST編集部
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