大谷翔平の15号アーチは飛び出すか 「オオタニを見て育った」大物新人との初対決に公式も熱視線
いよいよ注目の初対戦が行われようとしている。 現地時間6月5日(日本時間6日)に予定されているドジャース対パイレーツの試合で、話題のルーキー、ポール・スキーンズの先発が発表されている。昨年、ドラフト全体1位でパイレーツ入団を果たし、今季ここまで2勝をマーク。学生時代、「二刀流」でプレーしたことで知られており、当時より憧れていたという大谷翔平との対戦が、スキーンズ本人はもちろん、ファン、関係者の間でも待望視されていた。 【動画】MLB公式もクローズアップ! 大谷の妻・真美子さんのガッツポーズシーン メジャー公式サイト『MLB.com』では、両者の初顔合わせを前に、ルーキーの語った意気込みなどを紹介している。 現地時間6月4日(同5日)に配信となったトピックでは、スキーンズが大谷に対し、「彼を見て育ったんだ。ドラフトされる前の自分は二刀流の選手を目指していた。彼はいろいろな意味でインスピレーションを与えてくれた」と語ったコメントを掲載。他にも、「プランをやり遂げるだけ。うまくいけばいいね」と述べたとしており、ドジャース打線に臨む心境が綴られている。 また、トピックでは「ポール・スキーンズは、ショウヘイ・オオタニのアメリカでの初ホーム登板を見守った。2018年4月8日、オオタニにとってメジャーリーグ2度目の登板、そしてエンゼル・スタジアムでの初登板だった」と学生時代のエピソードも紹介。その上で、目前となった両者の対戦について、「すべてが計画通りに進めば、この試合はトップルーキー投手と二刀流のセンセーションの対戦となる」などと期待を寄せている。 同メディアは、「オオタニは最優秀選手賞を2回受賞し、正真正銘のスーパースターとしての地位を確立し、自身の伝説を築きつつある。スキーンズは同世代の有望投手であり、102マイルの速球と豊富な球種を放つ」と現在の両者の活躍ぶりを称えるとともに、「今、このリーグで紹介の必要がないベテランと新人がいるとすれば、それはオオタニとスキーンズだ」と強調した。 ドジャースは6月4日のカード初戦で0-1と完封負けを喫しており、打撃陣は翌日の2戦目での「リベンジ」を見据えている。大谷をはじめとするスター軍団を向こうに回し、大物ルーキーがどんなピッチングをみせるのか。見どころの多い一戦となりそうだ。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]