「夫のカノジョ」が大コケの川口春奈は巻き返せるのか!?
■そもそも初主演で高視聴率は稀 実際に同情的な意見も多いが、ゴールデン帯の連続ドラマ初出演でミソをつけてしまった川口の巻き返しはなるのか? 芸能評論家の三杉武氏は語る。 「同世代で、女優デビュー時期も近く、ともに“ニコラモデル”出身ということで、『あまちゃん』で大成功をおさめた能年玲奈さんと比較されることも多い川口さんですが、初主演ドラマがヒットすること自体がマレ。巻き返しは十分可能です。今をときめく米倉涼子さんも連続ドラマ初出演作となった『整形美人』は回を重ねるごとに平均視聴率が下がり最終的には10%を切ったし、吉高由里子さんも連続ドラマ初主演作の『美丘‐君がいた日々』は平均視聴率10%を切っています」。 ■かつての上戸彩も”低視聴率女王だった” さらに、こう続ける。 「初主演作品の『ひと夏のパパへ』や『ホカベン』、ヒロインを演じた『婚カツ!』などがコケて、一時期は“低視聴率ドラマ女王”という不名誉な称号を与えられるも、『絶対零度』シリーズで汚名を返上し、映画『テルマエ・ロマエ』シリーズやドラマ『半沢直樹』などの人気作品で活躍している上戸彩さんのようなケースもあります。今作は数字的に厳しい状況ではありますが、川口さんにはぜひ『女優として知名度を上げることができた』くらいポジティブに捉えて、飛躍の糧にしてほしいですね」 今後の川口の巻き返しに注目したい。 (文責・JPAN芸能カルチャー研究所)