ベイスターズが“獲得”も…?DeNAのドラフト指名候補(4)今年の“サプライズ指名”になる…?
「2024年 プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」が、10月24日に行われる。ドラフト会議は、チーム編成を強固にする上で重要な役割を果たし、その戦略は来期以降の戦力に大きな影響を与えることとなる。そこで今回は、横浜DeNAベイスターズが獲得を狙いたい今秋のドラフト候補選手を紹介する。
寺岡丈翔(徳島インディゴソックス)
・ポジション:外野手 ・投打:右投右打 ・生年月日:2000年9月20日 ・経歴:東福岡高 ‐ 福岡大 ‐ 徳島インディゴソックス 独立リーグの中で注目したい強打の外野手が、徳島インディゴソックスの寺岡丈翔だ。 東福岡高では、3年夏の南福岡大会で全4試合に出場。同大会で打率.462(13打数6安打)、1本塁打、5打点をマークした。 しかし、進学先の福岡大では突出した成績を残せず。2年秋から出場機会を得ていたものの、リーグ戦通算打率は.205と不完全燃焼に終わった。 それでも、卒業後に四国IL・徳島インディゴソックスに入団すると、徐々に実力を発揮。入団1年目から全68試合に出場すると、打率.232ながらも4本塁打、27打点、10盗塁をマーク。 今季は大きく成績を伸ばし、全68試合の出場で打率.333、9本塁打、65打点、25盗塁を記録。本塁打王と打点王の打撃2冠に加え、年間最優秀選手(MVP)、ベストナインも受賞した。 打撃ではバックスクリーン弾を放つなど、パンチ力は十分。また、本職の中堅では機敏な動きを見せ、遊撃なども守れるユーティリティー性を兼ね備える。 現在、横浜DeNAベイスターズでは外野手が飽和状態に見えるが、右打ちの若手外野手が不足気味。桑原将志は31歳と中堅に差し掛かり、残る右の外野手は蝦名達夫、本職が捕手の東妻純平らとなるため、寺岡は狙い目ともいえるだろう。
ベースボールチャンネル編集部