【話し方】相手を飽きさせない女性が、心地よさを生み出すためにしている「あること」とは
皆さんのまわりにもいらっしゃいませんか? 心地よい声で、相手を飽きさせないような話しをする方。「私もこんなふうに話せたら…」と思ったことがある方、実はだれでも話せるようになるんです。 相手に好印象を与える会話術は、意識すれば私たちにもできます。(一社)日本プロトコール&マナーズ協会松田玲子先生にお聞きしました。 【画像】意外とやってる!お箸のマナー5大違反「あなたは大丈夫?」 【 気品を身につけるシンプルな教え #87 心地よい話し方編 】
心地よい話しをする方は、声でその場を明るくします
聞く側は誰でも明るく楽しい雰囲気の方が落ち着きます。心地よい話し方をする方は、その場を自他ともに心地よい空間にします。声は、コミュニケーションの主要なものの一つ。もちろん、話す内容は重要ですが、特に初対面の方に自分の気持ちを正しく伝えたい時には、その人から発せられる心地よい「声(表情を含む)」がカギを握ると言っても過言ではありません。 ◆「心地よい声」とはどんな声? 相手が心地よいと感じるのは、「明るく優しい響き」や「広く深い響き」のある声と言い換えることができます。声のトーンによっても、相手へ与える印象が変わります。トーンが高いと若々しく元気な印象を、低いと安心感や信頼感を与えられるでしょう。 「世界標準の美しい声」とは、女性であればキャスターの声のように落ち着いた声とされています。自分の声の中で直感的に心地良いと思える声を探して、その割合を増やしていくといいと思います。 ◆自分の声が好きではなかったら、相手に心地よく伝わりません 自分の声が嫌いだと相手の心に伝わりません。自分も相手も癒す声、好きだと思える声を発したいものです。 実は、他人が聴く声と自分が聴いている声では、音の伝わり方が違います。声はコミュニケーションツールなので、相手に心地よく聴こえているのかどうかを客観的に知ることがとても重要です。
【理想の声】を身につけるためには録音がおすすめ
まずは録音してみることです。話している内容を言葉ではなく、音として聴いてみてください。 たとえば、プレゼンや発表会で話す内容が決まったら録音をしてみましょう。そうすることで、話すスピードが速いまたは遅いこと、言葉が鮮明ではなく聞き取りにくいところや言葉が詰まるところなどを客観的に聞き、聞き取りにくい言葉については他の言い方に変えたりします。また、聞いていて気になるところの文章を修正して、話すスピードを変えるなどして再度録音をして、改めて客観的に聞いて直します。