大阪府・吉村知事が定例会見4月8日(全文6完)理髪店は生活の維持に必要
大阪府の吉村洋文知事は8日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「大阪府、新型コロナ対策でホテル確保へ 吉村知事が定例会見(2020年4月8日)」の会見開始時間に対応しております。 【動画】大阪府、新型コロナ対策でホテル確保へ 吉村知事が定例会見 ◇ ◇
緊急事態措置の副作用をどう見ているのか
共同通信:共同通信の山本です。特に今回の緊急事態措置に伴う副作用の部分について、経済損失以外の部分で伺いたいんですけれども、たくさん課題はあると思うので、まとめて幾つか例示しますと、例えば児童虐待とかDVの増加懸念ですとか、障害のために特に配慮が必要なお子さんが支援学校含めて休校措置長引いてることに伴う大きな困難を抱えることですとか、それに伴う保護者の方のレスパイトの問題。あとは福祉施設、特に障害者、高齢者施設で面会制限が国通知で求められてますけれども、そういったところへの課題とか、衛生管理のためにアルコールの消毒液での清拭、これも徹底呼び掛けられてますけれども、流通量が全然足りてないとか。 知事もきのう来、今マスク外されて会見されてますけれども、突発的緊急の対応変更が官民に相次いでいる中で、障害者の方の情報保障の問題とか、外国人住民の方への情報伝達の問題とか、たくさん副作用が発生している中で、対象期間、今回1カ月というのはかなり長いと思うんですけれども、こういった部分に関する知事の、まずご認識を伺えますか。 吉村:自宅にとどまる、これは一口に言っても、そのこと自体も非常に大変なことだと思います。特に障害のあるお子さんなんかについても、われわれも消毒液を医療的ケア児の家庭に送ったりして、それは現実にやったりしてます。できるだけ寄り添う措置というのは取っていきたいと思って今までもやっていますし、これはこれからもやっていく必要があると思っています。障害のある方じゃなくても、やっぱり子供たちの心のケアとかっていう部分を考えても、この長い自粛というのは非常にしんどい状況だろうと。問題を持った、課題がある家庭にとってもそうだろうと思っています。