大阪府・吉村知事が定例会見4月8日(全文6完)理髪店は生活の維持に必要
医療従事者への特別手当は支給するのか
毎日放送:毎日放送の柳瀬です。よろしくお願いします。大阪市の松井市長が午前中の会見で、新型コロナの対応に当たっている医療従事者に対して特別手当を支給する考えを明らかにしたんですけれども、民間であったり府立の医療従事者に関しては府のほうで検討するんじゃないかというふうなことだったんですけれども、その辺りのお考えを今、お伺いしてもよろしいですか。 吉村:大阪府において、まず、府の職員もコロナに対応する者については特別手当というのをやってますし、それから府の医療機関の医師や看護師のスタッフについても3月31日、これは府の機構、府の病院機構、だから府の医療機関ですね。府の病院機構の、医療センターとかありますけど、そういったところのお医者さんとか看護師さん、スタッフに対しては、3月31日からコロナの特別の手当というのを付けて、そして業務に当たってもらっているという最中です。 民間については民間で府が直接給料を填補するというふうな仕組みではないので、特に最先端で当たってくれている府立病院機構の医療スタッフについてはそういった特別なコロナ手当を3月31日からもうすでに進めてます。
失業者の雇用は考えているのか
毎日放送:内定取り消しであったりですとか、今回のコロナの関係で失業した人に対して、大阪市のほうは雇用というふうな形で、1年というふうな限定ではあるんですけれども雇用して、コロナの関係でマンパワーが不足しているということもあって、そこで補足というか補強したいというふうなことも示されていたんですけれども、府のほうとして今現状、内定取り消しであったりとか、そういうふうなところで雇用というふうなことは考えておられたりしますでしょうか。 吉村:これは実は進めているところでして、大阪府においても、今のこの現状で内定取り消された方の採用というのをやっていきます。50人の枠でそういった内定取り消しの方の採用というのをやるというので今、方向を進めています。そのための予算を、おそらく次の予算で検討するということになりますから、5月、次の予算が通るのは4月中旬から下旬と考えたときに、開始は5月以降になりますけど、5月以降、コロナで内定取り消しになられたような方、50名、これは当初は当然、非常勤という形で進めます。採用をしたいと思います。 その方が、例えばコロナが落ち着いたときにほかの採用先が見つかったというのであればそちらに行ってもらっても構わないし、その詳細な制度設計は総務で作ってもらっていますが、コロナのこの影響で就職、内定取り消された方、50名、大阪府で採用したいと思っています。