立民・野田代表「ウクライナで起こったことは東アジアでも」 駐日ウクライナ大使と会談
立憲民主党の野田佳彦代表は9日、ウクライナのセルギー・コルスンスキー駐日大使と党本部で会談した。両氏はウクライナに対する日本政府の支援や、ウクライナを侵略するロシアへの北朝鮮の派兵について意見交換した。 コルスンスキー氏は、立民が日本政府のウクライナ支援を支持してきたことへの謝意を伝え、「今後とも建設的な対話を継続したい」と呼び掛けた。日本とウクライナにはアジアへの紛争波及を予防する共通目標があるとも指摘した。 これに対し、野田氏は「力による現状変更は断じて許してはいけないという立場だ。この認識は政府と一緒だ」と応じ、日本政府によるウクライナ支援の継続を支持した。同時に、「ウクライナで起こったことは東アジアでも起こる可能性がある。憂慮しているのは、北朝鮮がロシアに派兵してウクライナとの戦闘に関わっている状況だ」と述べ、ウクライナとの連携の重要性を強調した。