サバレンカが2年連続で決勝進出!攻撃の手を緩めず地元アメリカのナバーロを撃破[全米オープン]【テニス】
サバレンカが全米オープン2年連続の決勝進出
現地9月5日、「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク)女子シングルス準決勝が行われ、第2シードのアリーナ・サバレンカ(世界ランク2位)が、第13シードのエマ・ナバーロ(アメリカ/同12位)を6-3、7-6(2)で下し、昨年に続いて決勝進出を決めた。 【動画】サバレンカ、パワーを生かしたプレーから柔らかなドロップショットを披露&マッチハイライト 今年1月の全豪オープンで大会連覇を成し遂げた26歳のサバレンカ。前哨戦のWTA1000シンシナティでは、世界1位のイガ・シフィオンテク(ポーランド)や同6位のジェシカ・ペグラ(アメリカ)を破って、失セット0で今季2勝目を挙げた。 その勢いは今大会も継続させ、3回戦で1セットを落としたものの順当に勝ち上がり、準々決勝ではパリ五輪金メダリストで第7シードのジェン・チンウェン(中国/同7位)を6-1、6-2と圧倒。4年連続で4強入りを果たし、昨年に続いて2年連続での決勝進出をかけて準決勝では地元アメリカのナバーロと対戦した。 第1セット、圧倒的なパワーで攻撃するサバレンカに対して、ナバーロは相手の力を生かしたプレーを見せていく。第2ゲームでサバレンカがブレークしたものの、ナバーロも丁寧にコースを突いて直後にブレークバックされてしまう。それでも自らのプレースタイルを貫いて積極的に攻撃するサバレンカが、第6ゲームで2度目のブレークに成功。そのまま6-3で第1セットを奪った。 第2セットでもサバレンカはミスをしても引きずることなく攻め続ける。スライス、ネットプレーも交えるなど攻撃パターンも増やしていくと、第5ゲームでブレーク。大きなリードを奪ったサバレンカは、サービング・フォー・ザ・マッチとなった5-4で痛恨のブレークを許して追いつかれてしまった。だが、タイブレークではナバーロの粘りにひるまず、攻撃の手を緩めることなく0-2から一気に7連続ポイント。7-6(2)とストレート勝ちを収めて、2年連続で決勝進出を果たした。 決勝では第6シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ/同6位)とカロリーナ・ムチョワ(チェコ/同52位)の勝者と対戦する。
Tennis Classic 編集部