センバツ 明豊に選抜旗を授与 「君たちの物語作ろう」 /大分
第96回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)に出場する別府市の明豊高校(岩武茂代校長)に13日、選抜旗が授与された。同校のセンバツ出場は準優勝した2021年以来3年ぶり6回目。山内真南斗主将(2年)は「先輩と明豊の歴史を超えるには優勝しかない」と決意を述べた。 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち 授与式には選手58人と学校関係者らが参加。県高野連の奥田宏会長は、3年前の決勝に触れ、「比べられるのはつらいこともあると思う。今度は君たちの大会。君たちの物語を作ってください」と語りかけた。 毎日新聞大分支局の久保田修寿支局長は「キビキビ、はつらつとしたプレーで全国に元気を届けてほしい」と激励。式後に川崎絢平監督は「大分、九州の代表として出場する。先輩が後輩に日本一を託しているので、先輩のためにも日本一を目指す」と意気込みを語った。 大会は、3月8日に組み合わせ抽選会があり、同18日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕する。【神山恵】