ルヴァン杯 町田0-5から奇跡の逆転準決勝進出ならず 前半に2点、後半猛攻も 新潟には今季4戦目で初勝利
「ルヴァン杯・準々決勝、町田2-0新潟」(8日、町田GIONスタジアム) 町田がホームで新潟を2-0で破った。だが、0-5で敗れたアウェーでの第1戦と合計スコア2-5で、準々決勝敗退。新潟が4強を決め、10月の準決勝に進んだ。 アウェーでの第1戦は、まさかの5失点で完敗。奇跡の逆転準決勝進出を狙いホームに新潟を迎えた。前戦でレッドカードを提示され退場したFW藤尾が出場停止。加えてこの日、MF荒木が右足第5中足疲労骨折と発表。さらにアジア最終予選に参加している主力5人を欠く状況で、ベンチメンバーも新潟より1人少ない8人で試合に臨んだ。 前半から得点を奪いたい町田が押す展開。だが、ゴール前までボールを運ぶも、中を固める新潟のブロックを崩せず。ロングスロー、セットプレーもはね返され続けた。 重苦しい雰囲気を払ったのは今年40歳を迎えたベテランだった。41分、MFナ・サンホのパスを受けたFW中島が振り向きざまにシュートを放ち先制。その3分後にはMF下田が狙い澄ました柔らかいシュートで2点目を挙げ、前半を2-0で折り返す。 準決勝へはあと最低3点が必要。諦めない町田は後半も攻め続ける。10分にはFWエリキとMFバスケス・バイロンを投入。相手陣で猛攻をしかけるが、最後までゴールネットを揺らせず。2戦合計2-5で敗退となった。それでも今季1分2敗だった新潟相手に初勝利。弾みをつけリーグ戦に戻る。