レアル、守護神クルトワの左足外転筋損傷を発表…復帰は代表ウィーク明けのセルタ戦に?
レアル・マドリードは30日、ベルギー代表GKティボー・クルトワのメディカルレポートを公開した。 クルトワは現地時間29日に行われたラ・リーガ第8節アトレティコ・マドリード戦にフル出場。しかし、試合中にはウルグアイ代表MFフェデリコ・バルベルデにゴールキックを任せる場面などが見られ、試合後にはカルロ・アンチェロッティ監督が「クルトワは筋肉に問題があり、明日検査を受ける予定だ」と言及するなど、負傷が懸念されていた。 現地時間30日に行われた検査の結果、クルトワは左足の外転筋損傷と診断されたという。全治期間については明らかになっておらず、クラブからは「回復状況を見守っていく」とのみ発表されている。 『マルカ』や『アス』といったスペインの有力メディアが報じたところによると、クルトワは2週間程度の戦線離脱を余儀なくされる可能性が高いとのこと。復帰についてはインターナショナルウィーク明けの現地時間10月19日に行われるラ・リーガ第10節セルタ戦が有力視されている。このため、チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第2節のリール戦、およびラ・リーガ第9節のビジャレアル戦では、ウクライナ代表GKアンドリー・ルニンが起用される見込みだ。 レアル・マドリードは現在、オーストリア代表DFダヴィド・アラバやスペイン代表MFダニ・セバージョス、モロッコ代表MFブラヒム・ディアス、フランス代表FWキリアン・エンバペが戦列を離れているが、CLの2戦目を前に絶対的守護神のクルトワも負傷者リストに名を連ねることとなった。 なお、クルトワが負傷したマドリード・ダービーは、64分にブラジル代表エデル・ミリトンがレアル・マドリードに先制点をもたらすも、90+5分にアトレティコ・マドリードのアルゼンチン代表FWアンヘル・コレアが同点ゴールをマーク。そのまま1-1の引き分けに終わり、両チームが勝ち点「1」を分け合っている。
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