岸田行倫「目指したい」巨人47年ぶり4人目の盗塁阻止率5割超 今季は両リーグトップの4割7分5厘
巨人・岸田行倫捕手(28)が9日、来季盗塁阻止率5割超に挑む決意を示した。今季は自己最多88試合に出場し、両リーグトップの同4割7分5厘。「高い数字、5割以上を目指したい」と、12年の阪神・小宮山慎二以来13年ぶり、2リーグ制後の球団は78年の福嶋知春以来47年ぶり4人目の偉業へ意気込んだ。 今季はシーズン終盤まで5割以上をキープ。何度もチームを救い、攻撃への流れもつくった。プロ入り後から受けてきた多くのコーチの指導を頭の中で整理し、プレーで体現。「捕ってから投げるんじゃなくて、捕りながらいつでも投げられる姿勢をつくる意味では、試合でできた。より、正確性など上を目指してやっていきたい」。技術をさらに磨き、投手との共同作業をより強固なものにしていく。 この日は都内でフジテレビ系「ジャンクSPORTS『プロ野球 トーク日本シリーズ』」(来年1月26日・後7時)の収録に参加。司会のダウンタウン・浜田雅功については「やっぱオーラがあります。こういう機会で呼ばれるように、また頑張りたい」と語り、気持ちを新たにした。し烈な捕手争いを勝ち抜き、来季も鉄壁の守備力を披露する。(田中 哲)
報知新聞社