全米メディアは八村塁の若手球宴での最多6本ダンクを絶賛「歴史を作った」「衝撃を持って試合をスタートさせた」
NBAオールスターのイベントのひとつである若手スター選手による球宴「ライジング・スターズ・チャレンジ」が14日(日本時間15日)、シカゴのユナイテッド・センターで行われ、ウィザーズの八村塁(22)が7か国の選手で構成される世界選抜の先発フォワードとして出場した。八村は計20分間プレーして14得点、7リバウンド、4アシストの活躍を見せた。球宴らしくダンクが飛び交うゲームの中、両チーム最多タイの6本のダンクを決め存在感をアピールした。試合は世界選抜がチームUSAに131対151で逆転負け。試合後、八村は「日本人としての初出場をとても誇らしく思った」とコメントした。 全米メディアは、八村の若手球宴での活躍をどう評価しどう報じたのか。 スポーツ専門メディアのESPNは、記事の中で各選手を採点し、シュート11本中7本を決めて、14得点、4アシスト、1スティールだった八村に「Bプラス」を付けた。 「八村は、序盤に世界選抜のチームメイトからゴール上にパスを送るターゲットとして好まれ、フィールドゴールを成功させた。その7本中6本がダンクだった。(ゴンザカ大のチームメイトの)ブランドン・クラークからのアリウープを決め(ダンクを)もっと増やせたかもしれないが、彼は、次のプレーでクラークのダンクをお膳立てし、この夜、4本のアシストの1本となる素晴らしいパスを返した」と八村のプレー内容をレポートした。 また、この日は、ニューオリンズ・ペリカンズのザイオン・ウィリアムソンの強烈なダンクで、リングがぐにゃっと曲がって破壊されたことが話題となったが、その様子を伝えるESPNの記事の中で「この夜を通して、ダンクがテーマとなり、チームUSAが21本、世界選抜が20本と両チーム合わせて41本のダンクが決まった。八村とブランドン・クラークが6本ずつで最多だった」と、八村がこの試合で最多のダンクを決めたことを紹介した。