47歳・外資系美容部員が長い手足・筋肉ボディでコンテストデビュー 140針縫う大ケガで夢を諦めた過去も
「私は身長があるので、海外の方のようにボリュームはあるが、筋肉もあるような世間を圧倒するボディが憧れです」 【写真】杉江紀理子さんの長い手足と凹凸のある背中の筋肉 こう話す杉江紀理子(すぎえ・きりこ/47)さんは6月22日に開催されたサマー・スタイル・アワードでコンテストデビューを果たした。
中学校ではソフトテニス、高校では陸上部で走高跳、ここ数年は水泳やキックボクシングをしていたという杉江さんは、友人に誘われて1年前から筋トレを始めたそうだ。 昨年の秋、周囲の勧めでコンテストに出場することを決めたが、「まさかフィットネス大会で今までの身体作りや美容、健康の知識が活きるとは夢にも思わなかったです」 現在杉江さんは百貨店で外資系美容部員の仕事をしているが、24年前には当時の流行りの外国のスーパーモデル、ナオミ・キャンベルのような、筋肉もあるが、引き締まったカッコイイ身体のモデルをめざしていた。しかし、事務所にも所属してこれからというところで、交通事故に遭ってしまう。 「事故は自転車と車で、私は右脚に140針の一生の傷を負いました。傷なんて当時はモデル生命にとってもっての他、泣く泣く諦めました」
「サマスタは傷があっても出場できたので有り難かったです」という杉江さん。コンテストデビューは「自分の未熟さを思い知りました」と、ちょっとほろ苦いものとなったようだが、まだまだあきらめてはいない。 「愚直に日々精進してリスタートします。ポージングをもっと華麗にできるよう身体に染み込ませて、より磨き上げた身体と心で再度ビキニ(ベティ)部門に出場したいです。今後もより筋トレを通じて身体、精神力を鍛え、より実りある人生を謳歌していきたいと思います」
取材:あまのともこ