【君島十和子さん流・心のケア】「必要なのは “根性” じゃなく、少し視点を変えること」~疲労や更年期による不安感と向き合う方法~
「睡眠」と「体を温めること」が十和子流・疲労ケアの基本
「私にとっての疲労ケアは明日元気に過ごすための準備なんです」 「これ!」と決めたら粘り強くやり遂げるのが十和子さん。疲労に関しても、探究心旺盛に、実にさまざまな対処法に挑戦し続けている。その結果、たどり着いたのが 「睡眠」と「体を温める」 という2本柱なのだそう。 【写真8枚】この記事で紹介した、君島十和子さん流・心のケアで実践していることや愛用アイテムの写真はこちらからチェック! 「 睡眠は質を上げることを重視 しています。寝姿勢や温度が快適になるよう、 こだわっているのがパジャマ。いろいろ試して、伸縮性の良いモダールという生地を好んで選んでいます。 肌に触れるとひんやり気持ちが良くて、吸湿性も高くて本当に快適! 着るものだけで睡眠の質がグッと変わりました。もうひとつ大切にしているのが、 体を温める ということ。体が冷えると血流が滞り、疲労物質も流れないままになってしまうので。 朝はウォーキングをして、夜は発汗効果のある入浴剤を投入して入浴します。 40℃程度の湯に肩までつかって、20~40分入るのが大好き。あえて “癒される~♡“ と口に出して、脳に伝えるようにしています。入浴後は体がポカポカで、ストレスも煮出された感覚になって、心はかなりスッキリ。睡眠の質もグッと上がります」 仕事や家事、疲労ケアなど、タスクがあふれないよう実施しているのが「断捨離」 「物も頭の中もどちらも断捨離。体力や頭の中にも許容量があるので、不要なものを書き出してクリアにして、少し空きスペースを作るようにしています。でも、タスクや時間など、いくら効率化を徹底しても、ボーッとしてうっかりと時を過ごしてしまうことってありますよね。それは無駄と思わず、体が欲している証拠と捉えて受け入れます。そういう時間って絶対に自分に必要なんですよね。休まず自分を否定していたら、きっと大きな病気になっちゃうので。適度に休みつつ、自分が心地よく過ごせるケアをこれからもしていきたいです!」
君島十和子さんの心と体を支える5つのこと・1.首を温める枕で睡眠モードに
枕は体調に合わせて使い分け。 「通常時はバスタオルをくるくる巻いたものを、首下に入れて枕として使用しています。神経が高ぶっていたり疲れている日は、首元だけを温められる枕『首と肩がホッとする枕』(写真参照)を投入。心も体もホッとしてよく眠れます」