【松阪競輪 みどり警備保障杯&CTC杯】野口裕史 レジェンドのラスト1着を目撃して気合充満
松阪競輪場の「みどり警備保障杯&CTC杯」は28日が初日。27日は前検が行われた。 11Rの野口裕史は重戦車のようなド迫力の先行が持ち味。「前回くらいから雰囲気は良くなっています」と語る。 その前回とは取手競輪。最終日、一つ前のレースでレジェンド・神山雄一郎が引退戦を1着で飾った。 「神山さんのレースを見て気合が入りました。紫原政文さんが捲って行ったのも熱かったです」。競輪史に残る一戦を目撃した。これで心身のベクトルがアップしないわけがない。 松阪は昨年の記念、連勝で準決勝に勝ち上がるなど好走が目立つ。バンクが重たくなればなるほど力を発揮するタイプ。完全復活へ向け、福田、金成を連れての激走は必至だ。