ちゃんよたが走り抜けたコンテストイヤー 強くて華麗な美ボディを見せる【プレイバック2024】
プロレスラー、コンテスト選手として活躍するちゃんよた。今年29歳の節目を迎えた彼女は、今まで続けてきたセクシー女優を引退。よりトレーニングに注力する方向へと舵を切った。 【フォト】美ボディ全国大会で魅せたちゃんよたの肉体美
原動力となっているのは“生き物としての強さ”の追求。これまでは“力・美・性”の三本柱で強さを求めてきたが、今年からはより力と美に振り切る形となった。そんな中で彼女は今年、2年ぶりとなるボディコンテストに精力的に出場。年間を通して3大会を戦い抜いた。 初戦となった、コンテスト選手の登竜門「マッスルゲート」の仙台大会(8月17日)では、プロレスでのイメージカラーでもある紫×青のビキニをまとって登場。太ももやヒップなど下半身の筋量が求められる「ウーマンズウェルネス」カテゴリーで優勝をはたした。 8か月にわたる減量に取り組んできたちゃんよたは、この時点で過去最高となる10kg越えの絞りを実現。本来の強みであるサイズ感とキレが融合し、輝きを放った。この勝利により、マッスルゲートの全国大会「ゴールドジムジャパンカップ」の出場権を獲得した。 次戦のマッスルゲート神奈川大会(8月24日)には、大会前日にプロレス2試合をこなしての出場というハードスケジュールの中で臨んだ。結果は準優勝となり、「もうちょっと絞らないとという課題が見えたので、良かったと思います。あとは日焼けも足りなかったです」とコメントした。 ウーマンズウェルネスの評価ポイントである下半身トレはハード。その中で彼女は、1回あたりの筋トレの精神的負荷を下げるために全身法(1回のトレーニングにおける部位ごとの負荷を下げ、1日でさまざまな部位を鍛える方法)を取り入れた。これが彼女にフィットし、太い脚と大きなお尻に磨きをかけることができたと振り返る。 そして迎えた1年の集大成、ゴールドジムジャパンカップ2024(12月21日)。ウーマンズウェルネス部門には11人がエントリーする中、見事決勝に残り堂々のIウォークを披露した。本番に向かうにあたり、思うように減量が進まず苦戦も強いられたが、停滞を突破し見事な美ボディを見せることに成功。 大会後に更新した自身のYouTubeチャンネルでは「この6位があったから。って思えるようにまた今日から筋トレ再開して生き物として強くなるためにがんばります。皆さん、応援ありがとうございました!」と感謝のメッセージを発信している。 プロレスラーの活動とボディコンテストの両立は容易ではないだろう。減量で脂肪が落ちれば打撃への耐性が低くなり、ハードな練習・試合に臨む体力も削られる。その中でもシーズンを走り抜け、結果も残したちゃんよたのやり抜く力は、今後の活動においても必ずや活きてくるはずだ。
文/森本雄大 写真/木村雄大