【箱根駅伝】「駆け引きで体力を消耗させたかった」青学3区・太田蒼生 駒澤・佐藤との歴史に残る首位争いの裏側を語る
1月2、3日に行われた第100回箱根駅伝で2年ぶり7度目の総合優勝を果たした青山学院大学。大会翌日の4日、出場した選手や原晋監督らが日本テレビ『ZIP!』に生出演し、3区でトップに躍り出た太田蒼生選手が駒澤大学・佐藤圭汰選手との歴史に残る首位争いの裏側を明かしました。 【画像】駒澤大・佐藤圭汰選手をとらえ、トップを目指す走りをみせる青山学院大・太田蒼生選手 太田選手は、学生最速ランナーとも称される駒澤大学・佐藤選手とのトップ争いでみせた“2段階スパート”について語りました。 14キロ付近、そして中継所まで残り3キロ付近での“2段階スパート”は、その場の状況判断によるものだと話します。ただ、「駆け引きというところで(佐藤選手の)体力を消耗させたかった」という太田選手。 さらに、駒澤大学・佐藤選手との競り合いを振り返り、「佐藤選手との競り合いというのがレースの中で一番楽しくて、本当に箱根を走らせてもらえているということに感謝しながら、本当にレース自体を全部楽しめたと思います」と笑顔をみせます。 ラストスパートの場面でサングラスをあげたのは、気持ちを切り替えるためで、「自分の目でしっかり前を見ていこう」という思いがあったといいます。 そして、スピードの秘けつを聞かれると、「大会をすごく楽しめているということが一番」と語りました。