もっとTokyo「9月からトライアル再開」小池都知事会見8月19日(全文1)
神宮外苑のまちづくりに期待することは
記者:【*****00:22:11】。1点目が神宮外苑のまちづくりについてです。事業者側ホームページにて、市民参加の具体的な方法として献木による植樹の企画や、市民が参加する植樹イベント【*****00:22:26】方向性を示しました。これについて知事はどう評価しますか。2点目が、事業者はまちづくりの方針についても新たに示しました。ゼロエミッションや子供を意識した内容が記載されていますが、知事は事業者の方針を受けて、どのようにまちづくりを進めることを期待されるでしょうか。3点目が、パラリンピック1年目を控えて、都ととしてどのようにパラスポーツを振興していくかということです。都においてはパラスポーツを、障害の有無にかかわらず体験する機会を提供しています。健常者も含めてパラスポーツを振興【********00:23:02】ことについて、どのような意義があるとお考えでしょうか。以上です。 小池:まず神宮外苑について、今回、事業者のホームページにて献木という形で広く、都民をはじめとする方々と一緒になってこの神宮外苑のまちづくりを進めていきましょうという意思が示されたところ、大変歓迎しております。かつ、その献木に関わるのが、これから事業者の皆さんがさらに進めていかれると思いますけれども、若い世代の方々がその献木に関わるということは、これから新しい100年の木を育てると。人を育てるのも木を育てるのも将来につながる話ですから、そういったことを、まさに100年前の渋沢栄一翁をはじめとする皆さんが、神宮外苑をこうやってみんなで盛り上げようという、その意思が継がれるものだというふうに歓迎したいと思っております。
選手たちを応援する機運を高める機会になれば
それからゼロエミなど、今まちづくりを行うときには、もうまさにそこは避けて通ることはできないものであります。緑の風をどう通すとか、それからこれからの神宮球場であるとか、そのほか、要はローリングしてつくり直していくということだと思いますけれども、いろいろな、建築の際のゼロエミを意識した建て方や建築等々、いろんな工夫をしていかれるものということで、その点についてもモデルになることを期待いたしております。 そしてパラについてのご質問なんですけれどもね。今回、パラの1周年でございますけれども、私も昔、1つの競技のマネージをやってきた経験からして、マイナースポーツって結構、運営大変なんですね。ましてやパラの場合は介添えの人と一緒に海外遠征に行ったりするということは、交通費がそれだけで倍掛かるんですね。というようなことや、またさまざまな、なんて言うんでしょうね、団体を運営していくのも、ガバナンスとか、そういったところをクリアしながら選手の皆さんに現場で頑張ってもらえるようにしなければいけないということです。ぜひこのパラスポーツっていうのは、今回の2020パラリンピックを機会に、さらに選手の皆さんにも頑張っていただけるような、そういう環境をつくるというのはとても大事なことでありますので、アスリートの皆さんを励ますと同時に、その機会を、今回の1周年を機会に、もう一度またパラリンピックの楽しさや、選手たちを応援する機運を高めていく機会になればというふうに思っております。 朝日新聞:ありがとうございます。朝日新聞の笠原です。あした再開業される有明アリーナについて伺います。有明アリーナ、あした、アーティストのライブなどが行われるような、大規模なイベントが開催されるような施設になりますけれども、あらためて有明アリーナの再開業に当たっての知事の期待について伺いたいと思います。 もう1点が、有明アリーナを巡っては、真横に大型マンション、高層マンションがあるなどして、地域の住民からは騒音とか、利用者のマナーのトラブルなどの、懸念の声として上がっております。大会のレガシーとして有明アリーナを生かしていくためには地域の理解というのも非常に重要かと思いますけれども、都としてはこういった地域の住民の声に対して、懸念に対して、どのように対応していくか、お考えをお聞かせください。 【書き起こし】小池都知事会見8月19日 全文2に続く