秋の東京連覇の国士舘 粘りの磐城は接戦勝負 センバツ交流試合・第4日の見どころ
2020年甲子園高校野球交流試合(日本高校野球連盟主催、毎日新聞社、朝日新聞社後援、阪神甲子園球場特別協力)は第4日の15日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で3試合がある。第2試合の磐城(福島)―国士舘(東京)の見どころを紹介する。 【福島屈指の進学校】躍進の原動力 磐城のエース・沖 ◇第2試合(12時40分) 磐城(福島=準々決勝敗退)―国士舘(東京=西東京・準決勝敗退) ※左が一塁側、かっこ内は都県名と独自大会の成績 2018、19年と秋季東京大会を連覇した国士舘は投打ともに地力がある。磐城はエースの右腕・沖を中心に粘り強く戦い、接戦に持ち込めるか。 沖は最速140キロを超える直球や切れの良いスライダーを駆使する。7月は右肘に不安を抱えていたが、8月3日の独自大会準々決勝で強豪・聖光学院に七回途中4失点と力投するなど徐々に復調。長打力のある黒沢を中心に破壊力抜群の国士舘打線を迎え撃つ。 一方、切れのある変化球に定評がある国士舘の長身右腕、エース中西の投球にも注目だ。鍵となりそうなのは右横手ぎみのフォームから繰り出すシンカー。磐城はバントや積極的な走塁で好機を作り、右の強打者、主将の岩間につなげたい。 ◇全16試合をライブ中継 ニュースサイト「毎日新聞」(https://mainichi.jp/koshien/senbatsu/)と「Yahoo!JAPAN」が運営する「スポーツナビ」(https://baseball.yahoo.co.jp/senbatsu/)で展開する「センバツLIVE!」では、センバツ交流試合の全16試合をライブ中継します。センバツLIVE!は、パソコンやスマートフォンで、いつでもどこでも無料でお楽しみいただけます。勝負の裏側に迫った最新のニュースや写真特集など、試合の情報が盛りだくさんです。センバツ交流試合にどうぞご注目ください。