高橋大輔さん、田中刑事さんが地元岡山でトークショー 選手時代のエピソードを披露
フィギュアスケートの2010年バンクーバー冬季五輪銅メダリストの高橋大輔さん(38)と18年平昌冬季五輪代表の田中刑事さん(29)=いずれも倉敷市出身=によるトークショーが22日、岡山市内で開かれた。来年1~2月に岡山県で行われる「国民スポーツ大会冬季大会」応援イベントの一環で、選手時代のエピソードを披露し、機運盛り上げを図った。 【画像】高橋大輔さんと田中刑事さんのツーショットはこちら 高橋さんは中学3年時に初出場した大会を振り返り「無欲で挑んだのが優勝につながった。次の日が高校入試で、試合よりテスト勉強のほうが不安だった」と話し笑いを誘った。倉敷フィギュアスケーティングクラブの後輩だった田中さんは「あの方みたいになりたいと思っていた」と憧れの存在だったと明かした。 サプライズゲストとして22年北京冬季五輪団体銀メダリストでアイスダンスの小松原美里さん(32)=備前市出身=も登場。岡山オリンピアン3人がそろい、約300人のファンから大きな拍手が送られた。県スケート連盟の小嶋光信会長(79)は、素質ある選手や指導者に加え、施設など郷土の優れた環境に触れ「大輔さんを中心に2年以内に必ず岡山でアイスショーをする」と宣言し会場を沸かせた。