「パーマー、マフレズ、アルバレスを放出したペップの……」 ティエリ・アンリ氏がシティの補強戦略を批判
移籍市場での立ち回りを一度考え直す必要がある
17試合を消化して29ゴールとリーグ上位の得点数を記録しているマンチェスター・シティだが、そのほぼ半数をアーリング・ハーランドが決めており、彼への依存度の高さは深刻な問題となっている。 以前のシティは両翼のレロイ・サネやリヤド・マフレズ、ラヒーム・スターリングらが得点を量産していたが、今のシティで彼らほど決定力のあるWGはいない。ジェレミー・ドクがかろうじて2得点を挙げているが、ジャック・グリーリッシュとサビーニョは未だノーゴールとなっている。 『Sky Sports』では元アーセナルのティエリ・アンリ氏が、得点力のある選手たちを放出したペップ・グアルディオラ監督の決定に疑問を呈している。 「コール・パーマー、リヤド・マフレズ、フリアン・アルバレスを放出した彼(ペップ)の決定に意義を唱えるべきだ」 アンリ氏が名前を挙げた3人の中で、サビーニョはマフレズの後釜として獲得されたが、前述したように未だ得点がなく、現状アルジェリア代表FWが抜けた穴を埋められたとは言い難い。プレシーズンマッチで存在感を示したオスカー・ボブの復帰が近づいてきており、彼が怪我前のパフォーマンスを継続できれば、右サイドの序列はすぐにでも変わるだろう。 選手が移籍を望み、シティが希望する金額の移籍金を支払うクラブが現れれば、その選手を放出してきたシティだったが、ここ最近はその選択が裏目に出てしまっている。
構成/ザ・ワールド編集部