【ボクシング】“炎の男”輪島功一の孫・磯谷広太がプロデビュー判定勝利
<プロボクシング:ダイヤモンドグローブ>◇10日◇東京・後楽園ホール 元WBA、WBC世界スーパーウエルター級王者・輪島功一氏(81)の孫・磯谷広太(17=輪島功一スポーツ)が、白星プロデビューを飾った。プロ5戦目の藤原蓮(26=黒潮)との65キロ契約の4回戦に臨み、2-0(38-38、39-37×2)の判定勝利を挙げた。 祖父功一氏、所属ジム会長の叔父大千(ひろかず)氏、プロボクサーの兄大心(23=輪島功一スポーツ)の3世代による1回KOプロデビューの記録はつなげなかったものの、堂々のプロ初陣となった。 もともと父和広トレーナー、兄と同じようにサッカーのGKをしていたが、中学2年の終わり頃、兄のパンチをミットで受けたことがきっかけでボクシングを始めた。兄はアマ経験はないものの、磯谷は駿台学園高に進学してアマで活躍。高校2年時に関東大会で優勝するなど総体に2度出場し実績を積んでいた。