「初対面の人とうまく話せない」を克服する会話術 相手と一瞬で打ち解け、良好な関係性を築くコツ
Where(どこ)……「どちらから来られましたか」 What(何)……「今日のイベントは何がメインなんでしょうね」 Who(誰)……「どなたのご紹介でいらっしゃったのですか」 Why(なぜ)……「今日はどうしてこのセミナーに参加されようと思ったのですか」 How(どうやって)……「ここまでは、どうやって来られたんですか」 初対面の方と話す場合、いきなり発展して突っ込んだ質問はしないはずなので、ある程度のオープンクエスチョンは準備しておくといいでしょう。
■相手を褒めるときの注意点 日本人は、照れくさいのか、面と向かって人を褒めるのが苦手な人が多いのではないでしょうか。がんばって褒めようとしても、特に初対面など、まだ相手のことをあまり知らない場合、褒めるポイントは視覚的なものに限られてきます。 そこが難しいところで、たとえば容姿を褒めたつもりだったのに、それが相手のコンプレックスだったりしたら、喜ばれるどころか傷つけることになってしまいます。何がコンプレックスになっているのか、他人にはわからないものです。
相手をよく知らないのなら、なおのこと。容姿を褒めるのは簡単ですが、やはり初対面や、知り合って間もないころはやめておいたほうがいいでしょう。 とはいえ、視覚情報のすべてを避けたほうがいいわけではありません。見た目にはその人の内面やセンス、こだわりなどが表れています。そこをうまくキャッチできれば、相手は自分の内面やセンス、こだわりを認められたように感じて喜んでくれるでしょう。 そのためには、相手をよく観察する必要があります。つまり相手に興味をもつことが第一歩ということです。
たとえば、洋服やアクセサリー、持ち物、髪形、メイクなど「装い」に関することをキャッチするのは、比較的実践しやすいのではないでしょうか。「素敵なネクタイですね」「きれいな色のアイシャドウですね」などなど。 これらをキャッチするのは、つまり相手のセンスやこだわりをキャッチしたということなので、褒め言葉を褒め言葉として、ストレートに受け取ってもらえる可能性が高いのです。 ■相手に喜んでもらえる「褒めどころ」