【フィギュア】SP上位独占の日本女子、公式練習で最終調整 坂本花織、連続3回転を入念に確認
<フィギュアスケート:グランプリ(GP)シリーズ第4戦NHK杯>◇9日◇東京・代々木第一体育館◇女子フリー公式練習 8日のショートプログラム(SP)で上位を独占した日本勢が、フリーへ向けた公式練習に臨んだ。 SPで今季世界最高の78・93点で首位発進した坂本花織(24=シスメックス)は、今季から新たに組み込むダブルアクセル(2回転半)-オイラー-3回転サルコーの3連続などを入念に確認。新フリー「シカゴ」の曲をかけた通し練習ではフリップ-トーループの連続3回転ジャンプで転倒もあったが、曲かけ後には着氷させた。 自己ベストの71・69点で2位の千葉百音(19=木下アカデミー)、69・78点で3位の青木祐奈(22=MFアカデミー)も最終調整した。日本女子がGPで表彰台独占となれば、10月のスケートカナダに続いて今季2度目となる。 また、日本勢は男子SPでも上位を独占しており、1位から順に鍵山優真(21=オリエンタルバイオ/中京大)、三浦佳生(19=オリエンタルバイオ/明治大)、壷井達也(21=シスメックス)がつけている。