待ち受けるのは、強気相場か弱気相場か──「Consensus 2024」をバロメーターに
成熟の兆し
Association for Women in Cryptoの創設者兼CEOで元司法省検事のアマンダ・ウィック(Amanda Wick)氏も同様に、カンファレンス会場を見渡して業界が成熟する兆しを受け取り、今年は楽観的な見方をしている。 「今年のConsensusは、昨年と比べて雲泥の差がある」とウィック氏。 「会話、スピーカー、スポンサー、そして業界をより多様なものにするために活動しているグループが意図的に含まれていたことから、成熟したことは目に見えて明らかだった」と続け、LGBTQ+コミュニティWeb Qのような多様性のあるグループを含めるために今年行われた取り組みに言及した。 「業界が強気を維持する公算を高めるためにベストなのは、成熟と誠実さの向上であり、今年のConsensusは明らかにその方向への前向きな動きを反映している」とウィック氏は締めくくった。 確かに暗号資産が再び強気相場になろうとしているのか、弱気相場になろうとしているのか、正確にはわからないだろう。だが、運がよければ、前回のような失態を避ける術は身につけているはずだ。 |翻訳・編集:山口晶子、増田隆幸|画像:「Consensus 2024」でMysten Labsが主催したハッピーアワーの様子(CoinDesk)|原文:Is Crypto on the Cusp of a Bull or Bear Market? Using Consensus 2024 as a Barometer
CoinDesk Japan 編集部