【京成杯 1週前追い切り】パーティハーンは3頭併せでポタジェと併入
《栗東》葉牡丹賞2着のゲルチュタール(杉山晴、牡)は、新コンビの三浦騎手を背にCWコースで3頭併せ。パワフルな脚さばきで6ハロン82秒9-11秒3をマークし、内レディントン(2勝)にクビ差先着、外クロドラパール(2勝)に併入した。三浦騎手は「2頭の間に挟まって反応を見てほしいという指示。しっかり反応できていました。ポテンシャルはいいものを持っていると思いますし、追い切りの感触をレースにつなげられれば」と意気込んだ。 11月9日京都の未勝利戦(芝2000メートル)を快勝したパーティハーン(友道、牡)は、同83秒5-11秒3で中ジュントミー(新馬)に半馬身遅れ、外ポタジェ(OP)に併入した。友道調教師は「追い切りはそこまで目立つタイプではないが、順調。今の時期の重賞なら力は足りていいし、コースも合いそう」と好ムードを伝えた。 10月19日京都の未勝利戦(芝1800メートル)を勝ったタイセイリコルド(小栗、牡)は、同83秒1-12秒0でネイト(2勝)にクビ差先着。小栗調教師は「先週よりも体の張りが出てきて、満足いく内容の追い切りができました。先行できるので中山コースは合いそうですし、荒れてきた馬場もいいと思います」と声を弾ませた。 12月1日中京の未勝利戦(芝2000メートル)を制したインターポーザー(高野、牡)は、坂路で一杯に追われ4ハロン53秒4-12秒6。高野調教師は「メンタルの難しさがあって理想的な追い切りができていませんが、体調はいいです。今回は経験値を積ませるという意味もありますし、うまく対応できれば」と語った。