「体重落ちてもきれいに痩せない」27歳万年ダイエッターがボディコンテストグランプリに輝く!
「大学時代、頻繁な飲み会や留学で体重が爆増、10kg太って別人のようになってしまいました。色んなダイエット、たとえば18時以降食べないとか、炭水化物なしとか、酵素酢など色々試すもことごとく失敗。度重なるリバウンドや『体重は落ちてもきれいに痩せない』という状況でした」 【写真】柔らかさとハリを両立した大東夢乃さんのステージボディ
7/15(月・祝)、年齢別で競うボディコンテスト、ベストボディ・ジャパン2024静岡・浜松大会にて、健康的な女性美が指標となるミス・ベストボディ部門ガールズクラス(20~29歳)でグランプリに輝いた大東夢乃(おおひがし・ゆめの/27)さん。出場歴2年で王座を獲ったボディはいかにしてつくられたか。 「ジムに通い始め、知人に教わるなどで見様見真似でトレーニングを始めてダイエットには成功、とあるフィットネスプロに憧れて大会に参加してみるもグランプリにはなれず、挑戦心に火がつきました。そこから本格的にパーソナルを受け、自分でも週に4回みっちり鍛え直すとともに、食事管理指導も受けました」 高重量を追うトレーニングと徹底した栄養の管理により、身体は急激に進化していったという。 「食事はPFC管理法で、食べるのが大好きなのでなるべく飽きず美味しく食べられるように工夫しました。炭水化物だと朝はオートミール、昼はさつまいも、夜はじゃがいもといったように変化をつけます。白米と餅は大好きなんですが、体質的に浮腫みやすくなりお腹周りが特に水っぽい質感になるのでやめました」 「たんぱく質は朝はプロテインケーキ、その他はマグロ、パンガシウスなどの白身魚を鶏出汁味やトマトソースなどで味変しています。塩だけ、などストイックなやり方はストレスが上回ってしまいちょっと性格的に難しかったですね。脂肪もMCTオイルや無加糖のピーナツバターなど幅広くアレンジできるものを選んでいます」 大東さんは営業職として勤務するため、頻繁な会食の対策もとったという。 「会食がある日は朝昼で調整するとともに、とにかく水をたくさん飲むこと、食べた分は有酸素を増やしてなるべく脂肪として蓄積しないように頑張りました。あとは職業柄で残業も多く、ジムに行けるのは21時過ぎることも多々ですが、1時間でもやろうという姿勢でジムルーティンは崩さないようにしています」
ボディメイクを始めてスーツのサイズがLからSになったと喜ぶ大東さんだが、実はオフシーズンは羽目を外してまたLになるため2着の用意が欠かせない、という裏話も教えてくれた。 「11月24日(日)の日本大会では、もう一絞りしてグランプリを獲り日本一を目指したいです!シーズン最後まで心置きなく過ごせるよう頑張ります」
取材:にしかわ花 撮影:上村倫代