米メディアもイチロー氏のマリナーズ殿堂入りを称賛「魔法のように魅惑的だった野球キャリアの栄誉を受け始めるとき」
また「イチローはシアトルの14年間で数多くのカテゴリーにおいて球団歴代トップかトップに近い記録を残した。安打数(2542)、打率(.322)、打席数(7907)、三塁打(79)と盗塁(438)は歴代1位。試合数(1861)、得点(1181)は歴代2位。二塁打(295)と塁打数(3292)は歴代3位となる。10年連続でオールスター出場とゴールドグラブ賞を受賞した。打席では、10年連続で200本安打を記録し、その間に2度の首位打者と3度のシルバースラッガー賞を獲得した。2004年には1920年にジョージ・シスラーが残した1シーズンでの257安打の記録を抜き、MLB記録となる262安打を記録した」と偉大なる記録の数々を紹介している。 タコマトリビューン紙も「イチロー・スズキの輝かしい功績に新たな栄誉が加わる」と伝えた。記事はイチロー氏の経歴を紹介しつつ、「イチローは2019年3月21日に日本の東京で行われたオークランド・アスレチックスとの2試合シリーズの後に引退を発表した。彼の経歴を見ると、殿堂入りは時間の問題だったが、シアトルでの殿堂入りは少なくともマリナーズで5年プレーし引退から2年経過することを必要としていた」と、このタイミングで殿堂入りが発表された理由を説明した。 シアトルタイムズ紙が全会一致での選出が確実と報じたマリナーズ殿堂入りに続く米国野球殿堂入りは2025年1月に投票結果が発表される。