イタリアンのシェフが本気で作った「フォカッチャサンド」がおいしすぎる店(東京・学芸大学)
パンだけでなく、挟む具材にもこだわりがいっぱい。具材には生産者から届く旬のものや「リ・カーリカ」でも使っている厳選した食材を使用。シャルキュトリー類も、イタリア製の老舗ブランドのスライサーを使用し、オーダーを受けてからスライスします。切りたての生ハムの味わいは格別です。
素材の組み合わせや合わせるソースなどは、シェフたちが本気でおいしいフォカッチャサンドを作るために試作を繰り返して、アイデアを凝らしたものばかり。まるで一皿の料理が凝縮したようなサンドイッチになっています。
人気の3点をご紹介。日によっては早くに売り切れてしまうという「季節のフルーツとゴルゴンゾーラ、生ハム」。この日はいちじく、生ハム、ゴルゴンゾーラを合わせ、クルミとハチミツをトッピング。極薄のフワッととろけるような食感の生ハムといちじくの相性は抜群。塩味控えめでクリーミーな味わいのゴルゴンゾーラとハチミツの組み合わせもたまりません。季節替わりのフルーツは、12月後半からラ・フランスを予定しているのだそう。
細かく挽いた赤身肉に、カットした脂身、ピスタチオ、スパイスなどを混ぜたハム「モルタデッラ」を主役にした「モルタデッラとピスタチオソース、リコッタ」。レストランメイドのピスタチオソースと、自家製リコッタチーズを合わせ、最後にレモンをキュッと搾ったサンドイッチです。ナッツやチーズの風味豊かなピスタチオソースが贅沢です。
特別感のある一品が食べたければ「牛バラ塊肉のローストとマンゴーソース、ハラペーニョ」を。大きな塊肉に白ワインをかけながらじっくり火入れしたローストは、まさにレストランの味。柔らかくジューシーな肉を豪快にスライスし、ザワークラウトや赤玉ねぎと合わせています。
マンゴーピュレにハラペーニョをブレンドしたソースが秀逸で、甘いフルーツソースは肉との相性がぴったり。爽やかな辛さがアクセントになっています。
ドリンクはナチュラルワインをメインにビールやノンアルドリンクがそろっています。「リ・カーリカ」の系列とあって、ナチュラルワインの品ぞろえが充実。一押しはナチュラルワインにハーブを漬け込んだリキュールをソーダで割ったカクテル「ナトゥラーレソーダ」。フルーティな甘さと炭酸の爽やかさがあり、フォカッチャサンドにぴったり合います。