子ども医療費「窓口無料化」へ 対象は18歳以下 審議会が答申「子育てしやすい環境を整えることが重要」【長野市】
長野市は18歳以下の医療費について、500円を上限としていた医療機関での窓口負担を無料化する方針です。 長野市では、今年から子どもの医療費助成の対象を「中学3年生まで」から「18歳以下」に拡大。 ただ、財政負担が大きくなることなどから、市は専門家などでつくる審議会に、意見を求めていました。 19日の答申では、少子化が進む中、子育てしやすい環境を整えることが重要だとし、通院費・入院費ともに18歳以下を対象に所得制限なしで助成するべきだとしました。 さらに、現在は500円を上限とする医療機関の窓口負担についても、子育て家庭の経済的負担の軽減や病気の重症化を防ぐため、無料化の準備を進めるべきだとしました。 長野市は答申を受けて、来年度中にも窓口無料化を始める方針です。