異人館街に「神戸北野ノスタ」オープン…モダン旧校舎の美しさそのまま食の拠点に
旧神戸市立北野小学校(神戸市中央区)の校舎を活用した食をテーマにした複合施設「神戸北野ノスタ」がオープンした。
北野小は神戸・北野の異人館街にあり、1931年に建てられた校舎は神戸らしいモダンな造りをしている。児童数の減少に加え、阪神大震災で校舎の一部が使えなくなったこともあり、隣接する小学校と統合されて96年に閉校。校舎は昨年12月まで、体験型観光施設「北野工房のまち」として活用されていた。 神戸北野ノスタは、校舎をリノベーションし、関西初出店のチョコレート専門店やカフェ、神戸の食材を使った料理を楽しめるレストランなど、来年1月オープン予定の店舗を含めて7店舗が入る。3階の講堂はイベントスペースとして貸し出す。広報の中村小里さんは「内装を新しくしても当時の美しさをなくさないようにこだわった」と話している。