雨の日のおでかけ先に悩んだら…写真映えすること間違いなし!隈研吾ら超有名建築家が手掛けた美術館カフェ7選
梅雨の時期にも楽しめる場所として人気の美術館。雨の日は、いつもよりじっくりとアートと向き合って過ごすのもおすすめです。今回は、一日じゅう美術館を満喫できる、併設のカフェを全国から厳選しました。次の休日のお出かけに、ぜひ参考にしてくださいね。 【写真集】アートと建築と食事が楽しめる!全国の美術館カフェリスト
1 弘前れんが倉庫美術館「cafe & shop BRICK」/青森県
約100年前に日本酒の工場として建てられ、戦後はシードルを製造していた建物を改修し、2020年にオープンした弘前れんが倉庫美術館。パリを拠点に活動する建築家・田根剛さんが設計を手掛けたこの美術館は、「記憶の継承」をコンセプトに、当時の壁を生かした空間と作品を通じて、ここでしかできないアート体験ができます。 美術館に隣接するカフェ・ショップ棟のなかにある「cafe & shop BRICK」では、青森県産の食材を使用した多国籍料理を中心にメニューを展開。シードルの工場であったこの場所の記憶とリンクするように並ぶシードルのタンクを背景に、青森県内で生産されたシードルも飲むことができます。 青森県弘前市吉野町2-1
2 十和田市現代美術館「cube cafe & shop」/青森県
建築家ユニットSANAAを主宰する西沢立衛さんの設計により2008年に建てられた十和田市現代美術館。個々の展示室を「アートのための家」として独立させており、大小さまざまなサイズの白い箱(展示室)が集まって、1つの建物を構成しています。 そのうちの1つである「cube cafe & shop」は、イギリスのアーティスト、ポール・モリソンが外壁に描いたりんごの木が目印です。なかに入ると、台湾人アーティストのマイケル・リンが十和田市伝統の織物「南部裂織」をモチーフにして描いた花模様が床一面に広がります。カフェでは、地元の食材を使ったランチやスイーツを用意。アート尽くしの空間で食事を楽しむことができます。また、併設のショップではオリジナルグッズをはじめ、十和田ならではの工芸品や地元産品などを販売しています。 青森県十和田市西二番町10-9