【静岡競輪・KEIRINグランプリ】清水裕友が原点回帰 単騎6番車は6年前の静岡GPと同じ
<29日・静岡競輪・2日目> 【記者コラム・野口雅洋の「1000円勝負」】 清水裕友(30)=山口・105期=が公開練習で元気な姿を見せた。あいさつ代わりに各ラインへ競り込み、「本番さながらに、みんなに行って、みんなに負けました」。もちろんファンに向けたパフォーマンスだが、何でもやるという意思はアピールし、「楽しめました」と表情を緩めた。 【GⅠ第40回全日本選抜競輪出場者表】 GP出場は6回目で、単騎で走るのは2回目。初出場した2018年のここ静岡以来だ。そのときも6番車。巧みに立ち回りながら仕掛けたが4着だった。
その後は松浦と連係が続き、着は5、6、8、9と下降線。初出場時の勢いを取り戻すために、5、6、8から選べた車番で、6年前と同じ6番車を選択した。 「感触は悪くない。風は強いけどみんな一緒」と公開練習では手応えを感じた。日本一の富士山を望む競輪場での大一番。原点に回帰しながらも、6年間の成長を示す。 ▼11R(清水裕友) 前々に攻めて初戴冠へ。6―134―1345、6―1―9。 ▼10R(皿屋豊) 強烈な捲りを連発して決勝進出。準決でマークした柴崎は「105点の脚じゃない。110点をゆうに超えている」と繰り返した。青野が九州勢に抵抗できればチャンス。松本も絡めたい。47―347―2347、4―7=9。