蓮舫氏が3位の理由は戦略?イメージ?それとも?【東京都知事選挙2024】
YouTube「選挙ドットコムちゃんねる」では、毎週選挙や政治に関連する情報を発信中です。 2024年7月10日に公開された動画のテーマは「2024東京都知事選・蓮舫氏について」 7月7日に生放送された、東京都知事選の選挙特番を編集してお届けします。 今回の記事のテーマは、今回の都知事選で3位となった蓮舫氏について。事前調査の結果から失速に終わったのはなぜか。元知事経験者と政治記者、出口調査の結果から振り返ります。 【このトピックのポイント】 ・「リベラルすぎ」イメージがズレた原因は「エコーチェンバー」か ・イメージがアップデートされないのはなぜ?知事経験者が分析 ・300万の無党派層を取り込むには、単なる国政野党の政治家ではダメ
「ちょっとリベラルすぎた」蓮舫氏がうまくハマらなかったカギは「エコーチェンバー」
都知事選でもともと2番手と目されていた蓮舫氏。出口調査の結果で3番手に終わりそうです。事前調査から伸びきらなかったのはなぜでしょうか。 蓮舫氏とは、「(参議院の)女性議員は党派を超えて仲良し」と語る自民党の太田房江参院議員は、小池氏が現職知事として公務優先の姿勢を貫いた結果、街頭演説での露出が少なくなり、同じ土俵の上で戦わなかったことが、蓮舫氏のテレビでの露出をものすごく下げてしまったと振り返ります。 太田房江氏「同じ土俵で戦いに来なかったというのは戦略かもしれません。こういう選挙では、テレビによく出ていることが強さにつながりますよね」 立憲民主党の米山隆一衆院議員は、都知事選の期間中に蓮舫氏の応援サイトを作成・公開するなど、蓮舫氏の選挙戦を見守ってきました。実際に演説会にも足を運んだ米山氏から見た蓮舫氏の選挙戦には、戦略的な判断ミスがあったと語ります。 そのキーワードとなるのが、昨日の記事でも紹介されていた「エコーチェンバー理論」です。 米山隆一氏「エコーチェンバー理論から言ってロックでシャウトしすぎたのかと。ちょっとリベラルすぎたところがある」