ふるさと納税来年から「ポイント禁止」だけど…お得度が高い返礼品は?
狙い目のふるさと納税の返礼品は?
返礼品目当てでふるさと納税を行うのは、本来のふるさと納税の趣旨からは外れてしまうかもしれませんが、そうはいっても寄付するのであれば、お得な返礼品をもらえた方がうれしいに違いありません。 さまざまな返礼品がある中で、ふるさと納税に詳しい専門家などが書いた記事を見ると、現在、お得度が高いと言われているのがバターやチーズ、缶詰、ハンバーグなどの加工食品のようです。 返礼品に使用できる金額は、寄付金額の3割までとなっていますが、この返礼品の金額にカウントされるのは「商品の調達にかかった原価」であるため、加工食品を提供する事業者が味付けや加工などにかかる経費をサービスすることが理由となっているようです。実際にポータルサイトで加工食品関係を見てみると、商品価格が寄付金額の3割を超えていると思われるお得な返礼品がたくさんありました。 一方、お米やジュースなどの重量感のある商品や、要冷蔵、要冷凍などの特殊な配送が必要になるケースは、送料が高額になる傾向にあります。寄付金額が少ないと、寄付金額に占める送料の割合が高くなり、お得度が低くなってしまいます。 何を重視してふるさと納税を行うのかは人それぞれだと思いますが、返礼品を重視する場合には、今後の制度の動向などを確認して上手に活用していきましょう。(ファイナンシャルプランナー 高山一恵)