汚れをごっそり取る「お風呂掃除」3ステップ。水アカやぬめりは60℃のお湯で浮かす/大掃除
こまめにお風呂を掃除しても、いつのまにかついている水アカやぬめり。そんな汚れも、家にある掃除グッズの使い方次第ですぐきれいになりますよ。ここでは空港のカリスマ清掃員・新津春子さんに「お風呂掃除の3ステップや排水口のにおいの取り方」を教えてもらいました。 【写真】ぬめりや赤カビを落とすブラシの持ち方
お風呂掃除の3ステップ
新津さんが紹介するお風呂掃除の3ステップで、汚れがたまらないお風呂を目指しましょう。 【使ったアイテム:タオル、ブラシ、ゴム手袋、スポンジ、風呂用洗剤】
●1:給湯温度を60℃に上げ、温水で浴室全体の汚れを浮かす
シャワーの給湯温度を60℃に上げ、ゴム手袋などをしてやけどに注意しながら浴槽や壁、床を流して。 「お湯をかけることで汚れが浮いて、落としやすくなります」(新津さん、以下同) 60℃まで上げられない給湯器の場合は、できる範囲で高めの温度に設定しましょう。
●2:ぬめりや赤カビは風呂用洗剤とブラシでこすり落とす
風呂用洗剤をかけて、床や壁についたぬめりや赤カビをブラシでこすり落とす。 「ブラシを垂直に持ち、床の溝に沿って動かすと、汚れが取れやすいですよ」 浴槽の水アカはスポンジで!
●3:仕上げは乾いたタオルでしっかりからぶき
湿気が残っているとカビが発生する原因に。 「乾いたタオルで水気が残らないようしっかりふき上げましょう。床は奥から手前の順にふいていくと効率的です」
排水口のにおいやカビは歯ブラシ×風呂用洗剤
【使ったアイテム:歯ブラシ、風呂用洗剤】 水と歯ブラシで表面の汚れをざっとこすり、さらに風呂用洗剤をかけてこすり落とす。 「掃除後は窓やドアをあけて90分以上換気し、浴室を乾かして」 ※ 注意 掃除を行う前に以下を必ずお読みください。 ※塩素系漂白剤など「混ぜるな危険」の表示がある洗剤は、酸性のものと混ざると有毒ガスが発生します。クエン酸や酢などの酸性のものと混ぜるのはもちろん、酸性洗剤の直後に使うのも避けて。また、特集で紹介している洗剤のなかには、建材や設備機器、家具、家電によって使用できないものもあります。各種取扱説明書、もしくは洗剤の注意書きを確認し、使用すること。 ※各種洗剤を使用する際はゴム手袋を着用して、塩素系漂白剤を使用する際は手や目を保護し、十分に換気してください。
ESSE編集部