J1最高額は誰だ!? Jリーガー市場価値ランキング1~10位。今季国内最強の男とは?【2024年最新版】
8位:アレクサンダル・チャヴリッチ(鹿島アントラーズ) 生年月日:1994年5月18日 市場価値:200万ユーロ(約2億8000万円) 2023/24リーグ戦成績:15試合9得点6アシスト(スロバン・ブラチスラバ) 鹿島アントラーズの新戦力であるアレクサンダル・チャヴリッチは、チーム最高タイの市場価値で、主力としての活躍が期待されているウインガーだ。 クロアチア生まれのチャヴリッチは現在29歳。セルビアの世代別代表経験があり、その後大きな飛躍ができずにいたが、2023/24シーズンのスロバキア1部リーグで15試合に出て9得点6アシストを記録し、UEFAカンファレンスリーグでも6試合で4得点2アシストと大活躍で、2022年6月に50万ユーロ(約7000万ユーロ)だった市場価値は、1年半で200万ユーロ(約2億8000万円)に急上昇した。 チャヴリッチは足もとの技術とスピードに優れた選手で、左右どちらの足でも正確なキックができるため、鹿島の新たな得点源として期待できる。186cmの長身選手で、名古屋グランパスとのJ1開幕戦で決めたJリーグ初得点はヘディングでのゴールだった。ただ、これまでのキャリアを振り返るとヘディングでのゴールはあまり多くなく、むしろ名古屋戦で長距離ドリブルからのアシストの方が持ち味を発揮したシーンと言えそうだ。
7位:鈴木優磨(鹿島アントラーズ) 生年月日:1996年4月26日 市場価値:200万ユーロ(約2億8000万円) 2023リーグ戦成績:33試合14得点5アシスト 鹿島アントラーズの鈴木優磨は、200万ユーロ(約2億8000万円)の市場価値が付いている。これは、Jリーグの日本人選手で最高額だ。 鈴木は2023シーズンのJリーグで14得点を挙げた。決定力の高さは大きな武器だが、下がってパスを引き出して攻撃を組み立てることもできる万能FWで、鹿島にとって不可欠な選手だ。 市場価値はベルギーのシント=トロイデンに在籍していた2021年6月に記録した350万ユーロ(約4億9000万円)が自身最高額で、その後下落したが、2022年1月の鹿島復帰後は市場価値をキープしている。 鈴木は1月に右頬骨を骨折してチームに不安が走ったものの、名古屋グランパスとの開幕戦に途中出場して相変わらずの積極性を示した。チームを成功に導くことができれば、さらに市場価値を高める可能性もあるはずだ。